金鯱賞 2021 登録馬を見た感想

昨年の競馬界の話題をさらった一頭である無敗三冠牝馬のデアリングタクトが出走してきます。ジャパンカップでは先輩三冠牝馬と同期の三冠馬に敗れましたが、ここから再び連勝街道を進み、再び同期の三冠馬と対決して欲しいという気持ちが強いですね。

ただ、今年は参戦してくる牡馬達も一筋縄ではいかない相手が揃っていますので楽しみなGⅡ戦となりそうです。

過去の傾向

前走のレースの格が重要でGⅠからの参戦馬が好結果を残しています。その一方で今年に入ってからAJCC・京都記念・中山記念のGⅡに参戦していた馬は著しく成績が低くなっています。

年齢は４歳が好成績を残しています。年齢を重ねる程、成績が下降していきますね。

脚質は逃げ・先行・好位といった前目を追走できる馬が結果を出しています。

特に大阪杯の前哨戦という位置づけになってからは前半のペースがかなりゆったりとなることが多く、前残りは警戒が必要です。ただ、今年は京都競馬場の改修により、中京競馬場の開催が年始から多かったため、馬場の状態には注意が必要ですね。

気になる登録馬 グローリーヴェイズ

ジャパンカップからの休み明けで参戦するグローリーヴェイズを取り上げました。本質的にはもう少し長めの距離が良いと思っていますが、前半スローになることが多い金鯱賞の舞台は絶好だと考えますし、逆にある程度流れたとしても京都大賞典のように対応できます。

前走のジャパンカップは外枠からポジションを取りに行ったことやキセキが単騎で逃げたことで後ろの仕掛けを待つ展開にならず、自らキセキを捕まえにいく競馬をせざるを得ない状況でした。その点、今回は上記にあるように前半スローで後続の仕掛けを待つことができると思いますので楽しみですね。